お知らせ・ニュース

2020

3/16

おかげさまで創立20周年を迎えました


 

例年この季節、寒さが少しずつ遠のくとともに桜の開花が待ち遠しいころでありますが、本年は年頭より新型肺炎感染のニュースと情報で世の中がいっぱいになり、不安な日々とともにありますこと、ご苦労を強いられている皆々様にはお見舞い申し上げます。

また、東日本大震災より9年となり、復興に向け心身を日々捧げておられる方々にも心を寄せております。

そのような中で大変恐縮ではございますが、本年3月15日、私ども株式会社シリコンデザインテクノロジーはおかげさまで創立20周年を迎えることとなりましたこと、深い感謝とともにご報告申し上げます。

日ごろ叱咤激励、御指導・お力添えをくださる多くの皆々様にご来場いただき15周年の感謝の集いを催してから早5年、しかし本年はご存知のとおり世の中の状況を鑑みそのような場をご用意するに至りませんでしたことお詫び申しあげます。

この記念日にあたり、「銅鑼を鳴らす」という意味を込めた記念のどら焼きを配布し、社内スタッフにはメッセージを発信いたしました。

―――どのような方々との出逢いも、そこにどんな問題があろうと偶然ではなかったこと / 通り過ぎて行ったスタッフ・関係者たちにも思いを馳せ、感謝と各々の新天地での活躍を祈ろうということ / 株式会社が10年続くということはどんなことなのか、起業して10年残るのは3~5%と言われ、起業後1年でそのうちの30%が消え、5年間で85%消え、10年を経過した会社が20年続く「会社の生存率」は6.3%(近年国税庁調べ)であり、そしてそのわずかな数にこの小さな会社が入っているのだということ / だからこそ、これからも「そこに在ること」に意識を集中していきたいと思うこと―――

会社の業績が悪い時の想像を絶する苦労も経験し、また業績がいい時でも決して、緩めずに歩んできましたので、そこには多くのスタッフの不満もあったと理解しております。しかし、私は、「小さな会社は業績でなく、いかに続けていくことが大切か」「たとえ小さくても、ここに在ることが大切」という意識を持ち続けており、もし、これからもう一度、この疾病・感染の影響により上記の数字がもっと厳しくなることがあったとしても、耐えきることができるように、この小さな会社は私だけでなくみんなで力を合わせねばならないと考えております。一人一人が、自分のために、社会のために、次の世代のために、これからの5年も10年もしっかりと歩んでいけますように、と願わずにはいられません。

いまも私たちは、電子回路設計のスペシャリストとして日々努力を重ねること、また電子回路教室その他において地域貢献に勤しむことに重きを置いております。

どのような仕事を与えていただいても、いつも同じ謙虚な姿勢で歩んでいけるよう、役員スタッフ一同、努めて参ります。皆々様には今後とも温かくお見守り頂けますよう、どうぞ宜しくお願い申しあげます。

2020年3月15日                                                                                     感謝とともに

代表取締役 山田 知果